Archive for 6月, 2019
某・会館にて
知人に頼まれて、日〇ぺ〇クラブの集まりの受付のお手伝いをすることになった。
昔は誰もが知っている大御所大作家の大先生ばかりだったそうだけれども、すたれたとはいえ、やはり文壇は文壇、著名な方がたくさんいらした。
私などでも読んだことがあるような有名な作家さんは、こちらの方が親近感があるせいか、受付でも偉ぶった様子もなく気さくな感じで、やっぱり大物は余裕があっていい人なんだなぁ、なんてあらためて思ったり。
逆にご芳名帳に書いていただいた毛筆の文字があまりにご達筆すぎて読めず、私の隣の受付係が「あの失礼ですがお名前は?」と問うと「あら?私のことわからない?」なんて嫌味たっぷりに言われちゃったりして、後で隣の受付係の彼女と「やな感じ~」なんてコソコソ話してたのだが、スマホでチェックしたら超ベストセラー作家さんで、「存じ上げなかった私共が勉強不足、恐縮至極でございます」と恥じ入ったり。
文壇にもいろんな方たちがいて、当然派閥などもあるらしく、会長職などをめぐってここでもプチ「白い巨塔」。
そんな中、「え?荒れてんの?じゃあ、僕、ちょっとタバコ吸いに行っちゃお~」なんておしゃれないでたちの山〇晋也監督、裏表なくテレビで見るあのまんまのかわいらしいオジサマ、みんながあんな風だったら、争いごとなんて起こらないのにね~。
餅は餅屋にあらず
普段はアマゾンを利用するのだが、とあるいきさつがあって、来週発売予定の新刊を駅前の本屋さんに注文しに行った。
ついでなので、買おうかどうか迷っていたすでに発売中のまったく別のジャンルの本も合わせて注文することにした。
本のタイトルと出版社と値段を書いたメモを店員さんに渡すと、「確認してきます」と言ったきりしばらく帰ってこない。
アマゾンなら注文まで10秒とかからないところだけれども、待つこと10分。
ちょっとイライラ。
やっと戻ってきた店員さんは「新刊の方は発売日まで2週間を切っていますので、発売日には間に合いませんがよろしいですか?」と言った。
言われていることの意味がわからなかった。
「じゃ、いつ頃になるのですか?」と問うと、「2~3日遅れます」との返事。
つまり予約なんてしないで、発売日に買いに来た方が早く手に入るということなのであろうか?って、そんなの変だよね?
あ、そっか、もともと入荷の予定がなかったってことなのかも?
ワケを問いたかったが、本の注文なんてあっさりできるものと思って人を待たせていたし、理由を知ったところで入荷が早くなるとも思えなかったので、「じゃあ、それでいいです」と答えた。
既刊本の方はすぐに入ってくるものと思い、店員さんに何度も手間をかけても悪いので、「こちらは新刊と一緒で構いませんので」と言うと「こちらの本は、版元に注文しなければならないので2週間以上かかりますが、一緒で大丈夫ですか?」と返された。
は? 再び理解できなかった。
結局、意味がわからぬまま、どちらの本も入荷次第電話連絡を貰うということで注文は完了した。
新刊の方は発売日より2~3日後、既刊の方は2週間以上先。
所要時間、約20分。
アマゾンに慣れすぎちゃったせいかな、本を注文するってこんなに大変なんだっけ?
昔に比べて本屋さんに行く回数はものすごく減ってしまったけれども、それでも街から本屋さんが消えていくのは寂しいことだし、なんとか頑張ってもらいたい。
だけども、本屋さんで本を注文することは今後はもうないように思う。
転ばぬ先の杖
頭が悪い上、不器用である。
そのため便利と言われている道具を使いこなせず、かえって面倒なことになって足かせとなることも多々あって、人が重宝しているものも「なくても平気」となるべく避けるようにしてきた。
その中のひとつ、トレッキングポール。
前々から、山友に「すごく楽だよ、使ってごらんよ」と勧められて、山の頂でランチ時にちょっと借りて使わせてもらったら、案の定不器用っぷりが発揮されて、手と足が一緒に出てしまったり、なんとも変なのが自分でもわかり「両手が空いてないと不安」などと言い訳してお返しし、山友も無言で受取り、以来山友はこの件には触れなくなった。
それが去年の10月頃、夫が突然「誕生日おめでとう!」と満面の笑みでトレッキングポールをプレゼントしてくれたのだが、全然誕生日じゃないし(私の誕生日は11月の終わりです)。
そのまましまってあったのだけれども、梅雨の晴れ間の昨日、いよいよ使ってみることにした。
今更ながらトレッキング入門書をあらためて熟読し、いざ。
はじめのうちはぎこちなかったけれども、慣れてきたら、あら?いいかもよ?
いつも急な登りではどうしても前かがみになってしまいがちで、地面ばかり見ていたような気がするけれど、ポールがあると姿勢はまっすぐ、そうすると目線もちょっと先の方になって、周りを眺める余裕もできる。
そして下り。
入門書通り、ポールの長さをちょっと長めに伸ばして前の方につきながら歩くと、重力による負荷が分散されるのか、膝ががくがくせずにとても楽なのだった。
よかった、ひとつ道具を使いこなせるようになった。
モノリスに触れたサルみたいだナ。
老いるショ~ック!
田宮二郎つながり。
昭和の中期に、田宮二郎が司会のクイズ番組「タイムショック」というのをやっていた。
1分間という限られた時間の中で、どんどん答えていかなければならないやつ。
今でも覚えている「牛乳っぽい水と水っぽい牛乳、どちらが牛乳?」なんて、ふざけた問題もあった。
落ち着いて考えれば答えられるけれども、秒針の音に追い立てられて焦ってしまい、全問正解はなかなかの難易度。
で、この番組は勝ち抜き制で、トップになると翌週も出場して、またもやクイズに答えなければならないのだった。
一般人も出場する中、芸能人である男性が毎回パーフェクトで、今思うと他の仕事は入ってなかったのか?と不思議になるが、毎週登場して記録を打ち立てた。
先日、友人宅でのおよばれの宴席で、我が家は例によって「白い巨塔」の話をしており、田宮二郎からタイムショックの話になって、この素晴らしい頭脳の持ち主の芸能人のことを言いたかったのだが、名前を思い出せず・・・。
「ほら、えっと・・・。日航機が墜落して亡くなった方の奥さんと噂になったか、再婚したか・・・、いたでしょ?ほらほら、あの人」
亡くなった方は坂本九で、奥さんは柏木由紀子なのだが、再婚の噂ってなかったっけ?あった気がしたんだけど・・・。
勝呂誉っ!
やっと思い出したのは、家に帰ってからどころか、翌日の朝食時であった。
ホント、人の名前が出てこないんだよね~。
友人宅に行く途中、コンビニに寄ったらこんなものを売っていた。
このガムを噛みながらおしゃべりしてたような気もするけど、それもよく覚えてない。効き目なし。
夫婦財前
「白い巨塔」にすっかりハマって、今度はユーチューブで田宮版を観てしまった。
DVDを借りに行かなきゃならないのかと思ってたのに、タダ!便利な世の中になったもんだ。
全部で31話。
長いだけあって、唐沢版での端折り、岡田版での更なる端折りが丁寧に描かれており(並行して本を読んでいる夫に言わせると原作にとても忠実)、隅々までよ~くわかった。
やっぱり「白い巨塔」は田宮版かな~。山本学がすっごく良かったな~。
出たっ!
実家の片づけ。
数年前片づけを始めた頃、出てきたりしてね、なんて冗談言って笑っていたのだが。
ホントに出てきちゃったよ。
怖くて開けられないよ。捨てるに捨てられないよ。
なんだか、おへそのあたりがむずむずするし。
だけども、自分と母をつなぐ一部であったかと思うと、愛おしいような恥ずかしいような複雑な気分にもなるし。
これ、どうしたらいいのよ?
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